9-Statesの新たな挑戦が始まります。

その名も『太陽のお歌詩箱』

毎月1曲、オリジナルソングを制作し、皆さまにお届けする企画です。

きっかけは、前回公演『アルカの板』の台本の一節。何気なくそのセリフを 「よしおAI」 が歌詞にして曲を作ってみたところ、中村太陽がまさかのノリノリ状態に。そこから話はコロコロと転がり、気づけば本格的に楽曲制作へ乗り出すことに。

予期せぬ遊び心から生まれる企画、これがナインステイツ魂です。

ねっ。本当に余計なことをすると、余計な手間が増えてしまうものですね。。。でも、そんな余計なことが、新たな作品を生み出すきっかけになるかもしれません。

そんな予期せぬひらめきから爆誕した最初の公開楽曲はコチラ。

『大丈夫』

誰もが架空の箱舟に
辿り着く為に必死に生きている
その楽園へと続く道は行列になっていて
前の人は押すなと私を睨みつけ
後ろの人は早く進めと罵倒を浴びせる
それでも、選択を間違えると
弾き出されてしまうから
いつでも少数派にならないようにご機嫌だけは伺う
ははっ 笑えるような話
子供の頃に遊んでいた花一匁は大人になったら
もっと酷い形をして私の目の前に現れた
誰もが自分の大事なモノを守る為
日常でさえ一杯一杯になりながら
一つの板にしがみついている
その光景はまるでカルネアデスの板のように見える
きっと 愛錠と言う名の鎖に繋がれた人々は
生まれ落ちた時からすでに 追い詰められた姿をしているのかもしれない
お金がなくても
夢さえ持っていれば大丈夫
夢がなくなったとしても
笑う事さえできれば大丈夫
笑えなくなったとしても
生きているんだから大丈夫
例え、死んでしまったとしても
誰かが覚えてくれているんだから大丈夫
いつか、誰からも忘れ去られたとしても
大丈夫・・・大丈夫とは、なんだろう?
誰かが言ったと、誰かが言った
最後に自分の人生を見せられたら
私は何を思うだろう?

覚えていますか?『アルカの板』の冒頭のシーンで『柚(ゆず)』を演じる『松木わかは』さんと『杏子(あんず)』を演じる『河合雪絵』さんと『母』を演じる『かとうずんこ』さんが喋っていた台詞がそのまま歌詞になっています。

では、歌詞(台詞)を書いた中村太陽からのコメントです。

「夢がひとつ叶いました」

シンプル。きっと、曲を作ってみたかったんでしょうね。昔、ウチアゲの時に演劇オジサンに演劇よりも音楽の方が10倍凄いと熱弁して、逆に演劇の素晴らしさを永遠と熱弁返しされていましたからね。

これは演劇から生まれた楽曲なので続けていてよかったですね。

それでは、これからは 音楽という新しいジャンルでも、9-Statesの世界を広げていきます。

『大丈夫』 ぜひお聴きください!

★視聴はこちら★

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