中村太陽

SPECIAL OTHERS/AIMS

ワクワク感が抑えきれない曲です。
きっと、ここから何かが始まります。

オイラにはクリスマスにいい思い出がありません。
きっと、これから何かが始まります。

プレゼントなんてなくたって。
恋人なんていなくたって。

ワクワクする夜は、誰にでも訪れるのです。
そして、この曲がその夜を少しだけ特別にしてくれるのです。


松本定規

マライア・キャリー/All I Want for Christmas Is You

クリスマスと言えばこれ!ってくらい、クリスマスの時期には必ずどこでも流れてるド定番な曲だけど、やっぱりクリスマスにはこういう定番曲を聴きたくなる。
なんかすごくハッピーな気分にさせてくれる曲ですよね。街なかでこの曲が流れてくるとクリスマスのワクワク感や期待感みたいなのが湧いてきて、ちょっとだけ幸せな気持ちになります。


吉﨑崇二

ジョン・レノン & オノ・ヨーコ/Happy Xmas (War Is Over)

この季節になると、イルミネーションが一斉に灯り始める理由を知っていますか?
一説では、空気が締まって光がより澄んで見えるからだと言われているそうです。
僕が選んだクリスマスソングは、そんな引き締まった夜空によく似た曲です。
この曲が持っている特別な緊張感。
まるで「ゆく年くる年」の新年を迎える直前のような、“しんしん”とした雰囲気がとても好きで、他のクリスマスソングにはないと思っています。
クリスマスソングといえば、暖かい部屋で七面鳥を焼いて、大切な人と過ごすイメージが強いですが、僕はこの曲を聴くといつも、深夜の道路工事で交通誘導しているおじさんが、天を仰ぎながら白い息を吐く姿が思い浮かびます。
それは決して不幸なクリスマスということではなく、どんな人にも平等に訪れる、ある種の希望のような瞬間。これぞまさに、ホーリーナイトってやつです。


ところで、アナタはどんな曲とクリスマスを過ごしますか。

街を歩きながら聴きたいポップソング?
静かな夜に寄り添うバラード?
キャンドルの灯りに似合うジャズ?
それとも、心を温めるゴスペル?

今月の「ぼくらのおんがく」は、そんな“音とクリスマスの関係”から始まります。

一年の締めくくり、心を照らす音楽の旅をお楽しみください。

それでは、また来年「ぼくらのおんがく」でお会いしましょう。

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