『アルカの板』

ご来場いただいた皆様、作品に携わっていただいた皆様、本当にありがとうございました。

作品は紆余曲折の末に完成しました。タイトルも変わり、構想から設定も大幅に変更。ですが、素晴らしい座組に支えられ、作品を作り上げることができました。良い事なのか悪い事なのか判りませんが、真剣な稽古後であれだけ爆笑しながら作品と向き合える環境は本当に久々だったので、いつもよりも作品が立体的になっていたのではないかと思います。

ただ、なんというか。。。

チャーさんの愛人役をお願いした雅ちゃん、ごめんね。そんな話にならなくて、むしろチャーさんと一度も絡まなかったね。

最高の悪者を演じてほしいと頼んだじゅん君、ごめんね。気づいたら真逆の役になっていたね。

それに実は。柚と杏子も最初の役割は逆だったんだから。自分勝手な姉と船を守ってきた妹。そんな感じだったの。。。

まあ、色々ありますわな。役者の皆さん本当にゴメンナサイ。

オイラは昔から「こっちの方が面白いかも」と思うと、コロコロと変更してしまう癖があります。悪い癖ですが、どうしようもないのです。だって、その方が面白そうだと思ったんだから。

だからこそ、プロットは重要。逆らうのは危険なのです、思いつきで直接セリフを書くなんてNGなのです。何回も書き直すハメになるし、最悪、風呂敷が畳めなくなりなります。

でも、まあ、散々な目になったとしても、そんな作品作りも面白かったような気がします。

と言うのも。

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