お金なんてなくても、夢さえ持っていれば大丈夫。
夢がなくなってしまったとしても、笑うことさえできれば大丈夫。
笑えなくなったとしても、生きているんだから大丈夫。
例え、死んでしまったとしても、誰かが覚えてくれていれば大丈夫。
いつか、誰からも忘れ去られたとしても。
大丈夫とは何だろう?
最近、舞台を見に行ったら、とっても気になる女優さんがいました。
あの女優さんだったら、どんな感じで読んでくれるかな?
なんて勝手に想像しながら「大丈夫」について謳ってみましたが、書きながら、とんでもないことに気が付いてしまいました。
それは、真面目でポジティブ過ぎる奴が最も危険だということです。
なぜなら、ソイツは全然、大丈夫ではないから。
ただただ、色んなことを我慢しているだけだから、もっと我儘を言っていいと思うんです。
一人で海を見に行かなくてもいいんです。
いつか、自分が、なぜ頑張ってるのか、分からなくなるくらいなら、立ち止まってもいいじゃないか。
だけど、悲しいかな。
頑張れる時間には限りがあり、自分の代わりなんていないと思い込んで、皆が皆、儚く散っていくわけですよ。
花火みたいに。
全然、季節じゃないのに花火なんてキーワードを出してしましました。
最近は、自宅と会社を往復して、空いた時間に、まったりと台本を書くと言う「まったり人生」を送っているせいか、季節感を感じることが少なくなっているような気がします。
想像力が乏しい作家なんて、大抵の場合、自分事を切り売りしているわけですから刺激的な日常を送った方がいいハズです。
いや、送るべきなんです。
ただ、疲れちゃいますからね。
刺激的な生活って、こないだ36時間耐久レースをやってみたら、そのあと4日くらいは使い物にならなくなりましたしね。
頑張る場所を間違えると非効率になります。
下手したらぶっ壊れます。
なもんで、困った時には迷わず誰かに助けを求めましょう。
走るのが無理そうなら代走を使っちゃいましょう。
んっ?
ココで「人生にピンチランナーはいらない」と、ちょっとでも思った真面目なアナタ。
危険です。
気を付けてください。
人生を、何でも自分一人で抱え込んで、自分で何とかできると思い込んでいませんか?
無理ですから。
自分が「選ばれた側の人間」だと思っていると苦しくなりますよ。
諦めは肝心です。
大事なことや、やりたいことを続けたいのなら。
意外にも、オイラは自分が「選ばれなかった側の人間」と言う事実を受け入れるのが遅かったタイプの人です。
お金もなければ、才能なんて微塵もなくて、増えていくのは借金くらい。
早く認めちゃえよ、ってもう一人のオイラが囁いても、足掻いちゃうんですよね~。
ま~、認めたくないですからね。自分は選ばれてなかったって事実は。
いざ、見たくもない現実を突きつけられて、認めざるを得ない瞬間なんかには、そりゃ~、涙がちょちょぎれるってもんです。
きっと、特別な人間なんて何処にも居ないハズなのに、何処かで自分は特別な人間だと誰もが思うから、世界は不満で溢れるのかもしれませんね。
なもんで、オイラみたいな人間には、一人で出来ることには限界があります。
ただ、悲観する必要は何処にもなかったりもします。
何故なら、困った時には、ピンチランナーをバンバン呼んだらいいからです。
それも、できるだけ早くね。
極限ピンチになった時にピンチランナーなんて呼んでも遅いのです。
ピンチランナーの方が困っちゃうって話です。
ピンチランナーなんていなくても「大丈夫」とか言ってたらダメなんです。
全然、大丈夫じゃなくなるから、ほっといたら一人で海を眺めることになるからね。
と。
言うことで、ピンチランナーはピンチになる前に呼んだらいいと思います。
おしまい。