こないだ、メンバーの吉﨑崇二先生が 『作・演出』 をやっている舞台。

3CREATORS+5ACTORS 第2回公演『ドラマトゥルギー』を見てきた、中村太陽です。

普通に面白かったです。

そう本人に伝えたら 『珍しいね』 と言われました。

うん?

珍しい???

どうやらオイラは『面白かった』と言う単語をなかなか使わないみたいです。

気は使うほうだとは思います。最近じゃ、観劇した後には何処かしら良かったところを探して、お伝えしているしね。

『あのセリフよかったね』とか。

『あのミザンスよかったね』とか。

『・・・物凄くいい劇場だったね』とか。

だってね、ダメ出しなんて求めてないだろうし、オイラがでしゃばるのはお門違いってもんですから。

だから、できるだけ褒めて、ちゃんと挨拶をして、その場を去ることに決めています。

何故かって?

そりゃあ、そっちの方が円滑に進みますからね、昔、メンバーがやってる公演を見に行った時のことなんですが。

あまりにも出来が悪くて『酷いね、3点』。

って言ったら、物凄い空気になったことがありまして、そこから、オイラはメンバーにも気を使うようになったのです。

他にも、あまりにも作品と芝居が合ってなくて爆笑したら、笑う所ではないとマジで怒られたこともあります。

失礼だとか、態度が悪いとか、品がないとか。

ある意味、オイラは出禁を食らったのです。なので、オイラは芝居を観に行くのを辞めたのです。

そしたら、なぜ観に来ない?と怒られる始末。

だからといって、再度、観に行って意見なんて述べようものなら、またまた、ガチギレされる始末。

そうやって、少しずつ調教されたオイラは、今では、なにかしら『いい所を探すマシーン』になったのです。

でもね。

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