右側に立てばいいのです。
簡単な話です。皆が皆、馬鹿みたいに誰が決めたか分からない『止まるなら左側』って言う暗黙のルールを必死に守ってるのって滑稽じゃないですか。
だって、それ、間違ってるからね、ルール改正されてるからね、いつまで、昔から存在してる暗黙のルールを守るつもりですか?
オイラは断固拒否です。右側に立ちます。
オイラは膝が壊れてるから、段差に弱いんです。変な感じで体当たりされると崩れ落ちて周りの人に迷惑がかかるんです。
立ってるだけでは膝の事なんて他人には分かりません。もちろん、冷ややかな目でみられます。昔から馴れています。
と。まあ。ココまでは、しっかり自分を正当化してみましたが、ぶっちゃけ、左側に縦向きに立てばいいだけの話なんだけど、オイラはそんな勿体ない事はしません。
なぜなら。オイラは性格が悪いのです。
性悪説側の人間なんです。つまりルールが『こちらの味方』をしているのであれば、更生する必要なんてないのです。
『正義は我にあり』です。
にゃっはっは。
人の圧力を感じてみたい人は、やってみてください、右側に立つだけで、マジでビックリするくらいの圧力を感じることができます、なんてったって洪水をせきとめてるようなもんだからね。
後、エスカレーターを下りた瞬間、物凄い感じで睨まれますが気にしないでください。
3週間やってみましたけど、手を出されることはありませんでした。
もし、文句や手を出してくるような人が居たら大きな声で「助けて~」と叫んでみましょう。悪いことはしていないので誰かが助けてくれます、あと、大きな声を出すのってストレス発散にもってこいですからね。
きっとね、変なこと書いてるな~。と、読んでるアナタは思ってるでしょう、大丈夫です、オイラも思ってます。
ただね、この、暗黙のルールを守るのって、良いか悪いかって結局は雰囲気なんです。
いつか、エスカレーターで大きな事故が起こって何十人がも死んだら、きっと、大ニュースになって『エスカレーターで歩く奴は悪人である』みたいな雰囲気が世の中に広まるんです。
逆にそうならないと暗黙のルールなんて変わらないのです。
そんな事を考えながらエスカレータに乗っていたら、3週間なんてあっという間でした。もちろん新しい中古のバイクを買ってやりましたよ。

新しい相棒です。
と言うわけで。電車通勤もここまでとなりました。
よそ者は去っていくこととします。
