
チャーさんは、稽古場の空気をふっと軽くしてくれる人です。
誰が呼んでも、どんな温度でも、同じ笑顔で返してくれる。
だから皆が自然と「チャーさん」と呼ぶのだと思います。
今回の写真館では、座組の一人ひとりに短いコメントを添えることになりました。
最初に紹介するのは、今公演の座長でもある加藤岳仁さんです。


チャーさんが9-Statesに出演するのは今回で4回目。
もはや“戦友”と呼んでも差し支えない存在です。
ご自身の団体ではコメディー作品を作り続けている方で、
もしウチが昔のようにコメディーをやるなら、
絶対に主演で暴れてほしい——そう思ってオファーしました。


そして実際、想像以上に暴れてくれました。
稽古場で自分の笑いのツボに入ってしまい、台詞が全く出ず、稽古が止まった日もあります。
本気で遊ぶ人の“楽しさ”と“怖さ”を、誰よりも知っている人です。
あれは、いい思い出です。
若い出演者たちも、チャーさんの姿を見て、
失敗を恐れずに色んなことにチャレンジできたように思います。
座長としての背中が、自然と皆を前に押してくれていました。


今回の役柄は、定時制クラスの担任教師。
基本的には不適切な発言が多い役です。
一癖も二癖もある人物を“愛される役”に昇華させたのは、
チャーさん自身の人柄が大きかったのだと思います。
作品に愛されて、作品を愛してくれた人でした。
相思相愛という言葉が、こんなに似合う人はいません。


そしてチャーさんは、ご自身の劇団で5月に公演を控えています。
なんと、ウチの板本こっこ、山田青史も出演させていただきます。
最近よく言われます——「ズブズブの関係だ」と。
仕方がないじゃないですか。
チャーさんには“相思相愛”という言葉が、いつもつきまとうのだから。


またいつか、ウチで思いきり暴れてほしい。
そう願わずにはいられません。


-
墓場までの最短ルートは探さない
記事がありません