

KOYAさんとはどんな関係なんですか?

KOYAさんは、私が以前やってたDaisyLightっていうアイドルグループがあるんですけど、私はDaisyLightとして、高野さんは別のグループとして共演したことがあって、何度かライブで共演するきっかけがあったんですね。
その中で、千葉テレビの音楽番組で共演することがあって、その時、審査員の方から“愛人キャラ”って言われまして。
「おじさんキラーでやった方がウケそうだ」って話をされたことがきっかけで、KOYAさんがマダムキラーっぽかったことから、一緒にやることになって。TAROさんもそうなんですけど、おばさまたちに好かれそうな感じですよね。

何か紅白に出てそうですよね。
『純烈』みたいな。

はい。そこから、愛人キャラとマダムキラーがセットになって『貴女貴方』というユニットが生まれたんです。
昭和歌謡のデュエット曲ってあるじゃないですか、スナックとかって。
やっぱ女性だけでカバーをするとか、男性だけでカバーするはいっぱいあるんですけど、男女が揃ってそういうデュエット曲をカバーとかっていうのは、なかなかないなって話から、「よしやろ!」って。

本当に紅白狙ってるじゃないですか。

紅白っていうか、視聴しているのがその年代なんで。

やっぱり、『3年目の浮気』とか?

そうです。
KOYAさんと二人で歌ってます。

聴きたい! 僕、その世代より下なんですけど、やっぱり親が聴いていたので子供の頃に聴きますよね。
だから、今改めて聴きたくなります。大人になって歌謡曲の良さがすごく分かるようになりました。演歌とかも歌うんですか?

私は歌わないですね。
本当に難しいんですよ、演歌って。
ちゃんと練習しないと歌えません。

歌謡曲も難しくないですか?

難しいです。
練習が大変で、昔の曲の方が誤魔化しがききません。
けど、だからこそ昔のいい日本の歌というか、日本歌謡って、やっぱりいい曲多いなっていう印象です。

十八番はなんですか?

私はテレサテンです。

だいぶレベル高いですよ。

あと、もうちょっと現代に近づいて、杏梨さんの『オリビアを聴きながら』とか、松任谷由実さんの楽曲を歌ったりとか。
KOYAさんと二人で歌う時は、『3年目の浮気』とか、橋幸夫さんと安倍里葎子さんの『今夜は離さない』。

渋谷で5時とかは?

歌ってないですね。

香代ちゃんの思い出の地が渋谷だということだったので、『渋谷で5時』かなと思ったんですけど。
是非ともレパートリーに入れていただけたら。

KOYAさんに伝えます。

『渋谷で5時』いい曲ですよ。
鈴木雅之さんと菊池桃子さん。
子供の頃よく聴いてました、すごく好きなので。

『め組の人』とか『貴女貴方』でやってますよ、みんなで。

いいですね。
テンション上がりますもんね。
夏場とあれ歌っておけば、取り敢えずみんなノリノリだし。

若い方からお年の方まで、みんなが知ってるんですよ。

あれ、なんでなんですかね?

倖田來未さんが『め組の人』をカバーでやったんですよね。
それで多分、若い子達にも流れていって。
それこそTIKTOKとか、ああいうので流行ってたんです一時期。
それで多分、今の世代の人達も、ダンスしてる人もいて。

いいですね。
僕、テンション下がっている時、あれ聴くと割とテンション上がるんです。
夏場とか普通に爆音で聴きます。
元気になるんですよね。
『目!』って言いたくなります。

(笑)