さすがガンジー、ありがたいですね。
僕、出身が福岡なんですけど、田舎者なので、出てくる時はもう東京は怖いもんだと思って出てきたので、疑ってばかりいます。
東京に出てきたら、まず刺されると思ってましたね。
九州から出てくる時、地元の友達に「お腹と服の間にヤンジャンを入れとけ」って言われたんです。
当時、僕が小さい頃はバタフライナイフがものすごく流行ってて、「東京の若い奴は全員バタフライナイフを持ってて、ちょっと怒ったらすぐ出してくるから、お腹にヤングジャンプを忍ばせておけばいい。
渋谷や池袋に行くなら、もっと厚い少年ジャンプとかの方がいい」って言われて、そうして東京に出てきたんですけど……実際には、誰一人バタフライナイフなんて持っていなかったですね。
それどころか、半分以上はみんな田舎者だというのにびっくりしました。
そうか、みんな京を目指して来るわけですね。
東京みたいな面してる奴ほど田舎もんでしたね。
あるあるですよね(笑)。
びっくりするぐらい田舎もんが多くて、東京の人ほど何か普通にのほほんとしてる人が多いなって思いました。
東京の人が冷たいのは、田舎もんが尖って出てきてるからだと思います。
なるほどですね。
みんないっぱいいっぱいなんです。
そんな若者たちが、少しでもいっぱいいっぱいにならないように、何かガンジーの教えを、もらえたらすごく嬉しいなと思って。
今、説法を聞いている感じです。
珍獣というよりは説法を聞いていて、ああ、なるほどっていう。
もしかしたらお寺のパフォーマンスとか良いかもしれませんね、説法しながら。
ふざけているわけではないんですけど、TAROさんがKOYAさんはすごく真面目だと言っていたので、その片鱗が見えました。
本当ですか?
すごく真面目で一本気なので、相性がいいんだろうなと思います。
でも、二人とも<陽>ですね。<陰>ではなく。
どちらもポップな雰囲気があるので、どんなことが起きたらこの二人は落ち込むんだろうと思いましたが、そんなことはなさそうですね。
断言しますが、ないですね。
落ちることはない。
二人の秘訣が少し見えた気がします。
話を聞いていると、どうやってマイナスにならず、ポジティブでいられるかを意識しているんだろうなと感じました。
僕なんか、ついマイナスに引っ張られてしまうので。
今回は、僕もすごく元気をもらいました。
ありがとうございます。
やっぱり自分よがりにならないようにというのを周りの人に僕も目を向けてというか、どういうふうにしたら恩返しができるかとかっていうのを考えながら、ちょっと今年が短いですけど、来年の抱負とかにできたらいいなって思います。
大変、光栄でございます。
では、最後になりますが、おこがましいですけど、よろしければお友達を紹介していただけたらなと思うんですけど。
僕たちGRAND GLANZというユニットで組んでいるんですが、実はそれとは別に“貴女貴方と”いう昭和歌謡のユニットも組んでおりまして。
期間限定ユニットみたいなんですけど、そこの僕とTARO君と女の子二人でやっているんですけど、そのボーカルの相方の香代ちゃんです。
女の子大好きです(笑)。
やっぱり男性よりも女性の方が。
わかってらっしゃる。
さすがガンジーですね。
そこだけはもう先見の明で。
(笑)
今回の会話はゴリゴリだったので、次は一回ね、レディを挟んで。
流れをわかっていらっしゃいますよね。
さて、少し宣伝になってしまうのですが、今年の12月に、これまで対談に来ていただいた方々をお招きして、ささやかなパーティーを開こうと思います。
お時間がありましたら、ぜひ参加して頂けれたと思いますので、本日は本当にありがとうございました。