
今回のゲストは『YASUYO』さんから紹介していただいた、シンガーソングライターの『simon.』さんです。彼を一言で表現するなら「スマート」。女子力高めで清潔感に溢れていて、教員をしながら音楽を作っている『simon.』さんは、二足の草鞋を「スマート」に履きこなしているのです。まさに見た目は『美女と野獣』と言ってもいい今回の対談、さてさてどんな話が飛び出て来るのでしょうか。

よろしくお願いします。中村太陽です。

シンガーソングライターのsimon.です。よろしくお願いします。

simon.は、本名なんですか?

本名です。

名前が若い!

確かに下の名前でsimon.は、滅多にいないですね。

初めてです。僕も中村太陽っていう、昔で言ったらキラキラネームなんですけど、もちろん芸名ですよ。最初見た時になんていう名前だと思ったぐらい。でも最近だと普通にいたりしますけどね。杉浦太陽さんとか。中村太陽でWEB検索すると、騎手が出て来るんで、いつか会いに行きたいなと思っています。

(笑)

この間、歌手のYASUYOさんに紹介していただいたsimon.さんですけど、どんな関係ですか?

YASUYOとは、高校の同級生なんです。高校で知り合ったんですね。最初の年は、クラス別々だったんですけど、2年3年と一緒だったので仲良くなりました。当時から彼女は一回喋ればもう耳に残る感じで、スーパーポジティブな印象でした。

僕からみたsimon.さんの第一印象は、スーパー爽やかで、スーパー細い。一緒に写真撮ったら、大変なことになるだろうなって思うくらい細いなと思ったんですけど、モテそう。

モテないです。

えぇ……モテそうだけど……。でも今までの対談してきた中で一番モテそう。

本当ですか? 嬉しいです!

まぁ、これまでオッサンばっかりだったので。

(笑)

しかも若いですよね。

25です。

「一番楽しい時期だ!」なんて言うと、おじいちゃんみたいですけど……。
今は小学校の先生をされているんですね。

そうです。今は小学校で先生をしています。

しっかりしているように見えますね。

そうでもないですよ。

教員だとお母さんにモテるんじゃないですか?

どちらかというと、年上の女性に好かれることはあります。

「可愛いねぇ〜」って、マダムキラーじゃないですか!!

あとは小さい子どもにも好かれます。

教員ってお忙しいんじゃないですか?

毎日があっという間に過ぎていきます。

最近の子供たちを見て思うこととかありますか?

自由な感じがしますね。

僕も結構年を取っちゃったので、未来のことを考えるときに、子供たちに何ができるかなとか考えたいなと思ってます。知り合いで教頭をやっている友達がいて、千葉で頑張っているんですけど、教育の話をいろいろ聞いていると、教育委員会とかも大変ですよね?

そうですね。僕は音楽だけを教えているので、教科が一つだけですが、担任になるともっと大変そうだなと思います。

その友達にモンスターペアレント的な人に遭遇した時には、「黒スーツ着てサングラス掛けて学校に行こうか?」なんて、言ってたんです。そしたらその教頭になった友達が「気持ちだけもらっておく」って。

はは……。

僕みたいな、ちょっとだけ社会を捨てたような人が、「家に来る」ってなったら、そりゃ怖いですよね。

捨ててないと思うんですけどね、全然。

でも、若い頃はもう少しヤンチャしてた時期もあって、「失うものなんて何もない!」って言い切ってた時もありました。今は少しだけ大人になって、「そういうことをしてもダメだな」と思うようにはなりましたけどね。教員の方と話すと、ちょっと身が締まりますね。