simon.

simon.

simon.

僕が教員になったのが秋なんですが、24年の9月からで、それまでは、いわゆるフリーターみたいな感じなんですけど、バイトをしてシンガーソングライターしてみたいな。その時も夏までは髪も真っ白だったんです。

中村太陽

中村太陽

似合いそう! けど、どういうきっかけで教員になろうと?

simon.

simon.

ありがたいことに、以前登録したところから「産休に入る先生がいるから、もしよかったら」と声をかけてもらい、1ヶ月足らずで話が進んで、今こういう感じになっています。

中村太陽

中村太陽

何か自分の中で決意みたいなものはありましたか? シンガーソングライターから職に就くことで変わったことは?

simon.

simon.

変わったような、変わってないような……。むしろ「自分がこれをやっていいんだろうか」という不安がずっと続いていました。地に足がつかないような感覚です。

中村太陽

中村太陽

音楽活動をやる上で、教員になったことで変わったことはありますか?

simon.

simon.

シンプルに音楽をやる時間が少なくなったのが大きいです。なかなかライブもコンスタントにできなくなりました。ただ、子ども達と触れ合う中で感じるものもあって、むしろ教員になってから書く曲に色々アイデアが思い浮かぶようになりました。

中村太陽

中村太陽

なるほど。ちなみに音楽活動をやる上でのモチベーションって何ですか? 音楽を始めるきっかけは?

simon.

simon.

きっかけは中学生の頃です。中2くらいだったかな。先生が「これから先のことを考える時期だよね」と言っていて、自分は文系でも理数系でもないなと思って。そこで「音楽が好きだから歌手になりたい」と思ったんです。それから高校でもそういう道を探しました。

中村太陽

中村太陽

どんな音楽が好きなんですか? 

simon.

simon.

僕が得意なのはバラードとか、しっとり系の曲ですね。でもポップの中でも、誰かを応援するようなメッセージ性のある曲を作ることが多いです。

中村太陽

中村太陽

ああ、「ウルトラソウル」みたいな感じですか?

ウルトラソウルをする中村太陽氏。

simon.

simon.

いや、そこまで大げさな感じではないですね(笑)。

中村太陽

中村太陽

応援ソングといえば、「世界陸上」とか「オリンピック」みたいな?

simon.

simon.

そういうスケール感というよりは、もっと日常に寄り添った曲です。

中村太陽

中村太陽

サラリーマンやOLとか土木作業員が「少し疲れたな」って思った時に、ちょっと背中を押してあげられるような曲ですかね?

simon.

simon.

そうですね。

中村太陽

中村太陽

自分が思っていることをそのまま書けますか?

simon.

simon.

難しいですね。昔は本当に自分の思いそのままを書いていたんですけど、学校での学びやいろんな経験を経て、フィクションや他の視点を取り入れたりしますよね。

中村太陽

中村太陽

僕も、今書くときは結構思いの丈を込めて書くことが多いんです。ただ、「あの時こう言ってたのに、今回こう言ってるね」って指摘されることもあって。でも、それを書いた僕が本当にそう思っているのかは別の話なんですよね。そういうところ、歌詞だとどうなんでしょう?

simon.

simon.

その曲によって、その時の感情や状況が反映されることが多いです。僕の場合は、インスピレーションはだいたい目から入るですね。音ではなく、視覚的に見たものから歌詞を思いつくことが多いです。なので、そういう見た時のものがどんなものかによって書き方が変わってきます。

中村太陽

中村太陽

日頃からメモを取ったりとかしているんですか?

simon.

simon.

思いついたフレーズがあったら、それをすぐにメモして、あとからそこから広げていく形で歌詞を書いていったりします。

中村太陽

中村太陽

なるほど、歌詞を書くって本当にすごいですね!

simon.

simon.

結構、大変ですよ。僕も苦手です。

中村太陽

中村太陽

曲に合わせて歌詞を考えるのが難しそう。

simon.

simon.

一番綺麗なのは、メロディーに自然に言葉が合う形なんですけど、無理やり言葉を詰めることもありますし、そこは試行錯誤ですね。

中村太陽

中村太陽

歌詞とメロディー、どちらが先に浮かぶことが多いんですか?

simon.

simon.

前は同時進行で浮かぶことが多かったんですけど、最近は歌詞ありきで曲を書くことが多いですね。

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