えっとね、ありませんでした。
努力?……してないかも。
でも、続いてるんですよ。四半世紀も。
してたんだと思う。たぶん。
絶対に。
だから、今回のエッセイでは。
『やったけど、あえて載せておくべきことがなかっただけ』
そういうことにしておきたいと思います…………。
そもそもね、努力なんて言葉が重いんですよ。
『頑張ってる感』の押し売りじゃないですか。
この言葉って使いづらいのよ。
だって、『努力してるのに報われなかった』なんて、馬鹿みたいじゃないですか、切ないよ。
四半世紀も努力して芝居を続けてるのに、まったく売れてないって、バカみたいじゃない。
アレ?おかしいな。
なんか『努力批判』みたいになって、話が変な方向に行ってる気がする。