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今月も始まりました。
「ネタバレごめんください」のお時間です。
この企画を楽しんでもらうために、色々試行錯誤をしておりました。
新作にしようとか、作品の感想を揃えてみたいとか……。
面白かった作品をただ語るだけなら、そんなに難しくないのですが、少しでもお得なレビューにしたいと思っていまして、ほんのりアカデミックな視点で、上手い作品を、どう上手いのかを説明していきながら紹介していきたいと思います。
そういう意味でいうと、毎月、教科書のような作品で生まれるはずはなく、新作からピックアップするのは正直無理がある思い、今回から新旧こだわらず、僕がこれまで観てきた作品でメチャ良かった作品をたっぷり解説していきたいと思います。
当然、中身を解説するので、ネタバレしてしまいます。
取扱注意でお願いしますね。
今月の作品は、2019年アカデミー作品賞を受賞したヒューマンドラマ、「グリーンブック」の紹介です。
人種差別が色濃く残る1960年代のアメリカ南部を舞台に、黒人ジャズピアニストとイタリア系白人運転手の2人が旅を続けるなかで友情を深めていく物語です。
正直、鬼シナリオが上手いです。話に無駄がなく、体脂肪率が5%切っている作品だと個人的には思っています。
もちろん、パッと見、雑談もあるように見えるかもしれませんが、それ全部、伏線ですから!
![ポスター画像](https://eiga.k-img.com/images/movie/89815/photo/96b24b095e00294b.jpg?1551941580)
それでは参りましょう。
ネタバレ〜、ごめ〜ん、くださ〜い!
![](https://9-states.com/wp-content/uploads/2024/04/netabare-1280x720.jpg)