干支の話をするのは年末年始くらい

この記事は約 5 分で読めます

気が付いたら今年も終わりそうです。
毎年毎年、1年が短くなってる気がします。
もし、そう感じないアナタがいるのなら、
平等な時間の中、オイラが体感している1秒とアナタが体感している1秒は違うのかもしれないですね。

まあ、どうでもいいか。

さて、年末年始の風物詩ですね。
一年を振り返ったり、
一年の目標を立てたりと、
日頃考えないことを考えた気になってみたくなる時期です。

そんな流行りには乗っかるべきなので、
オイラも少しだけ振り返ろうと思います。

今年は、何やったかな?

そうそう、久々に2つ公演をやりました。

コロナで引きこもっていた頃とは違うのです。

しかし、ちゃんと歳を積み重ねていたことも事実で、
体はガタガタでリハビリが必要だと実感しました。

昔だったらもうちょい粘れたかな~。
とか思っちゃったりして。

良くないね。

これは良くない思考ですな。

昔を美化し始めたら初老に突入だと誰かが言ってたような。

うん? でも、まあ、いいのかな。

無事に初老に突入して、
おじいちゃんって言われたとしても、
おじいちゃんと呼ばれるまで生きれたことは贅沢なことですから、
確かによくよく考えれば、
いつの間にか地元である福岡に住んでいた時間より東京での時間の方が長くなってるし、
そりゃーおじいちゃんにもなるってもんです。

じゃあ、せっかくだし、
おじいちゃんと呼ばれるまでを振り返ってみようかな。

取りあえず3回くらい公演をやってみようと思って始めた9-States。

芝居は30歳までと思っていたあの頃。

気が付いたら来年で9-Statesは20周年。

オイラは40台半ばに突入しています。

よくもま~

鳴かず飛ばずの状態でズルズルズルズルと続けてしまったもんです。

区切りとか見切りってある意味、
大事な才能ですよね。

それ逃すと、なんか目も当てられないと言うか。

無茶苦茶やった20代。

そのツケが丸々襲い掛かってきた借金まみれの30代。

人並みな生活を送れるようになり老後なんて意識し始めた40代。

は~~。

自分が本当に爺さんになるなんて想像できていなかったんでしょうね。

人生の設計図は現在進行形で滅茶苦茶です。

それでも生きてはいかないといけない訳で
「親より先に死ぬのは親不孝だから、頑張ろ~」って思ってるわけで、
今年やった『みんなのえほん』の台詞から引用しちゃったりもするんです。

きっと、人生なんて思うようにはいかない事が当たり前なのかもしれません。

だって、若かれし頃のオイラが思い描いていた未来とは全然違う現在が此処にはあるのだから。

なんてね。

そんな立派な言い訳ができるほど、
ちゃんとした人生は送ってなんかいないのですが。

基本は雰囲気に流されてますから、
そもそも、今となっては、
若い時のオイラがどんな未来を思い描いていたのかさえ覚えてないしね。

それでも、
来年の目標なんて立てちゃったりするんですよ。人って。

今年の反省も来年の抱負も年末年始くらいしか覚えてないのにね。

己の決意さえ雰囲気で出来ているのかもしれないですね。

だから、だからこそ、
オイラは、今年も相も変わらず、
目標なんかを掲げてみたっていいとも思うのです。

毎年、毎年、
同じような時間を誰かと過ごせるのは幸せなことですから、
意味があるとかないとは、

五月蠅いって話ですよ。

なもんで、アナタも。

年末年始を馬鹿みたいに笑えるよう、
今しかしない干支の話で盛り上がってみませんか。 

TOP