中村太陽

槇原敬之/冬がはじまるよ

20代前半の頃、スノボにはまって雪山によく通っていました。

今ではあまり想像できないかもしれませんが、当時はスキーをしている人たちに邪魔者扱いされて、白い目で見られていたような気がします。最近はどうなんでしょうね?

膝を壊してからは、すっかり山から遠ざかってしまったので、今の空気はわかりません。

でも、スキー場の端っこで肩身を狭くしていたオイラの元にも、マッキーのこの曲は当時からそっと寄り添ってくれていました。

時代は変わるし、価値観も変わる。

それでもこの曲は、変わらずやさしいままです。


松本定規

スムルース/冬色ガール

スキーなんてまったく行く機会がないけど、もうそんな季節になったんだなぁと。1年って早いですね。
この曲は最近ハマってる曲で、スキー場にも似合うんじゃないかと思って選曲しました。
あまり知られていないバンドだと思うけど、結構いい曲多いのでぜひ聴いてみて欲しいです。
雪の季節やゲレンデの風景にはピッタリだと自分としては思っています。


吉﨑崇二

一十三十一/粉雪のシュプール

「スキー」な曲ってなんだ? 寒さの中にある浮かれた雰囲気の曲ってことかな? 深いことは考えず、スキーで連想できるゲレンデ感強めな曲を選びました。きっと誰かが、ユーミンの「恋人はサンタクロース」か、広瀬香美の「ロマンスの神様」を入れてくると予想して、そのテンションに乗っていける楽曲を。それは、一十三十一の『粉雪のシュプール』。相変わらず、真っ直ぐなボールは嫌いなので、インコース低めの変化球。バットを振らなくてもストライクのつもりです。アップリフティングなゲレンデをお楽しみ下さい。



ところで、アナタはどんな曲と滑りますか?
それとも、どんな曲と“眺め”ますか?

雪を切るようなビート?
遠くの山を眺めながら聴きたいバラード?
リフトの上でそっと流したいアンビエント?
ロッジでぬくもりを感じるジャズ?

今月の「ぼくらのおんがく」は、そんな“音と雪景色の関係”から始まります。

冬の入り口、白銀の世界へ向かう音楽の旅をお楽しみください。

それでは、また来月「ぼくらのおんがく」でお会いしましょう。

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