『太陽のお歌詩箱』第9弾
今回の楽曲は『ロクな傘がない』

雨が降ると思い出す人がいる──。
傘って、不思議だ。
差し出さなければ「冷たい人」と言われ、
差し出せば「勘違いしてる」と思われる。
どちらにしても、君の冷たいまなざしは変わらない。
本当に、どっちでもいいんだ。
本当に、嫌われているだけだから。
好きと嫌いは、紙一重。
無関心よりは、まだ救われる。
そう、自分で自分に救いの言葉をかけてみる。
雨が降っている──。
大っ嫌いなアイツのことが、頭をよぎる。
今日は傘を持たずに出かけてみよう。
それでは聴いてください。
『ロクな傘がない』
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もう持つことさえ面倒で
コンビニの隅に置いてきた
あの人の傘
少し歩いた交差点
信号待ちで空が急に暗くなる
都合のいいときばかり 思い出す癖が抜けない
濡れる前に戻れたらなんて 笑えるくらいにバカみたい
繋いだ日々が ほどけさせたのか
自分自身が 手放したのか
一人になって気づいたことは
空のせいには、いつでもできる
ああ 強がりだけが あとを引く
だから 思い出の笑顔に腹が立つ
完璧が欲しいわけじゃない それでも
今日くらいは 守ってほしい
ああ、ほんと、ロクな傘がない
きっと忘れ物にしてくれた
追いかけることさえ面倒で
いつもと違う道
少し歩いた商店街
パチンコ店で空が急に暗くなる
都合の悪いときばかり 君に泣きつき謝った
振られる前に戻れたらなんて 笑えるくらいにバカだよね
荒んだ日々も ここちよかった
心底君に 諦められた
一人になって気づいたことは
空なんてのは、必ず晴れる
ああ 寂しさだけが あとを引く
だから 思い出の笑顔が愛おしい
愛情が欲しいわけじゃない それでも
傘が欲しくて 探してしまう
ああ、ほんと、ロクな傘がない
ああ 強がりだけが あとを引く
だから 思い出の笑顔に腹が立つ
愛情が欲しいわけじゃない それでも
キミが欲しくて 探してしまう
ああ、ほんと、ロクな傘がない
ああ 強がりだけが あとを引くから
だから びしょ濡れの笑顔が愛おしい
完璧が欲しいわけじゃない それでも
今日くらいは 守ってほしい
ああ、ほんと、ロクな傘がない
ああ 追いかけるほどの価値はない
ああ 強がりだけが あとを引く
捨てた傘には 未練はない
濡れることさえ 悪くない
ほらね、また
自分にだけ都合がいい
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理想は理想でしかないのです。
相合傘なんかやるよりは、
一人一本持った方が雨に打たれることはないのです。
それでも──相合傘に憧れるのです。
きっと、僕等はちょっとした窮屈さを求めているのかもしれませんね。
では、歌詞を書いた中村太陽からのコメントです。
『オイラは基本はカッパです』
傘を持たないのも一つの生き方ですね。
雨にうたれない方法は、沢山あるのかもしれません。
では次回はどんな楽曲が出来上がるのでしょうか?
お楽しみにっ。