オイラがマシーンとして『いい所』を口にしたのに、相手が調子に乗って 『でしょ』 とか言ってきた日にはね。
そもそも口が悪くて有名なオイラです、そのオイラが気を使ってスルーしようとしている時に調子になんて乗られたら、抑えられるモノも抑えられなくなるのです。そうなのです、人間に戻りそうになります。
ふぅ~~。よくないよくない。オイラは 『マシーン』 だった。
いくら身近な人だからと言っても他人は他人なのですから、ちゃんと気を使わないといけないのです。
だって、どんだけ本音の感想が聞きたいと言われても、本音で回答なんてしたら関係性は悪くなるのですから。
本音で討論なんてしたら、大抵の人は去っていくのです。
もう、そんなことはしないのです。
。。。
そう考えたら、珍しいのかもね。何も考えずに『面白かった』ってオイラが伝えるのは。。。
いい所なんて探す必要がなかったので 『マシーン』 になる必要がなかったってことですからね。
普通に出演していた役者さんにも、その場でオファーなんかもしちゃったしな。
でもね。そんな時こそ注意が必要なのです、なぜなら。
面白い作品。そう思っているオイラは興味津々なのです。
そう、 『マシーン』 ではなく 『人間』 に戻っているのです。
だから、誰にも聞かれてもないのに、作品について。
『あそこは、ああした方が良かったんじゃないかな?』とか。
『あそこは、もうちょい引っ張った方が良かったんじゃないかな?』とか。
『あそこは、逆に、一回、逆振りしてみてもよかったんじゃないかな?』とか。
無駄に熱く話してしまうのです。
傍から見ると余計なダメ出しに見えているのかもしれません。
きっと周りは苦笑いです。
本音討論会なんてしない。
そんな発言は、すぐに取り消すのがオイラです。
もう討論会なんてしないなんて言わないよ絶対です。
嫌われちゃったかな?変な奴が絡んできたと思われたかな?
でも、今度、お茶してくれるって言ってたし大丈夫か。
きっとね、大事なのはリスペクトなのです。本音で討論したいのならリスペクトを持つことが大事なのです。
だって、相手は何処まで行っても他人なのだから。
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鬼が笑って、私が泣いた、七月七日
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