「あるある」なんですかね。

動かなくなる前にタイヤとかブレーキとかを新しいモノにフルチェンジしてしまうって。

どうすんだよ、動かないんだぞ、ブレーキを新しくしても意味ないんだぞ、だって、ずっと、止まってるからね。

スーパーで買い物して帰ろうとしたら動かないって、そりゃねーぜ。4キロ近くの帰り道、バイクを押しながらって、もはやトレーニングだからね。

せめてもの救いは冬だったと言う事です。なんと言っても、自分のプロフィールに『弱点』を書く欄があったら『夏』と書いてしまうオイラだからね。きっと、夏場の炎天下なら何処かに旅立っていたでしょう。

好きとか嫌いとかじゃないんです、ただただ、弱点なんです。

あるんですよね~、人には、それぞれ弱点って。オイラは結構多い方だと思います。食べ物だったら【きゅうり】はマジ無理ですね。子供みたいなんで【ひらがな】で書いてやりましたよ。

あはは。

お久しぶりです。大人になって苦手な「きゅうり」を克服しようとしてリバースしてしまった中村太陽です。

子供の頃は無理してでも食べなきゃ怒られてたもんですが、最近ではメンバーの子が料理を注文する時、「きゅうり」入ってますかと店員さんに聞いてくたりして、なんらなら「きゅうり」抜きにできますか?そんな注文までしてくれたりします。ありがたいですね、大人になったら許される事って結構あるんですね。

子供の頃なんて、給食に「きゅうり」が入っていたら残さず食べるまで昼休み無しみたいな暗黙のルールがあって、その頃の子供は、皆が皆、悪戦苦闘しながら、苦手なモノと戦う術を身につけようとしていた気がします。

もちろん、戦う術は人それぞれです。

オイラはどうやって戦ってたかな~、基本はゴミ箱に投げ捨ててましたね。

だって、仕方がないじゃないですか、リバースしちゃうんだから、食べたら、1年間は「ゲロ道くん」ってあだ名で呼ばれ続けますよ。昔のあだ名をつけるセンスって結構エグかったりしますからね。

ただ、皆が皆、それぞれ、苦手な食材と真っ向勝負で戦っている中、オイラはゴミ箱にポイですから、それはそれは冷ややかな視線が飛んできます。

しまいには、ちょっと美人寄りのクラス委員みたいな子が「そんなことして勿体ないじゃない」みたいなことを言ってきて「皆、頑張ってるんだから、ちゃんと食べれるようになるから一緒に頑張ろうよ」と無駄な笑顔でよく分からない努力の押し付けをしてくるわけです。

凄く危険です。「うるせ~」って、その子の意見を却下なんてしたら、クラスの視線が集まっているオイラは酷い男として認定されてしまうわけです。そしてあろうことか、その女の子が「どうしてわかってくれないの?」みたいな事を言い出して泣き出したら、もう最悪。よく分からないうちに、テロリスト級の悪者になってしまうのです。

オイラは、ただただ【きゅうり】が食べれないだけなのにね。吐いちゃうくらいの物を無理やり食べさせられようとしてるのはオイラなのにね。皆の視線の圧もあって、若干、トラウマもんだからね。

しかし、オイラはそんな「皆やってるから」みたいな圧力には負けません。

今ならちゃんと言ってあげれそうです。

『食べれるようになんてなんね~から』だって、今でも食べれないんだからねっ。

オイラも戦っていたのです、昔から苦手なモノである、よく分からない同調圧力と。

だからこそ、堂々と、その子の前で「きゅうり」をゴミ箱に捨てて昼休みをエンジョイするのです。

もちろん、後々、担任に呼び出しを食らって説教されるわけですが、今ではどんな説教だったかなんて覚えていません、ただ「お前は性格が悪い」と言われたのだけは覚えてます。

・・・。

そうなのです、オイラって、性格悪いんですビックリするくらい。

ココ大事ですからね、おそらくテストに出ます、中村太陽は性格が悪い。

さあ、皆も大きな声で、せ~の、『中村太陽は性格が悪~い』

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