
……あれ? 全然褒めてないな……。

けどそれ、芝居始めた頃からずっと演出家さんから言われてました。
未亡人みたいとか。
そんなことないとは思って、イラッとしてたんですけど。

陰があるのに、すごく健気に笑ってる感じとか、とても良いですよね。
最初に喫茶店で会った時も、多分1割ぐらいしか本当の顔を見せてもらってないだろうなと思ってました。

そんなことはないんですけどね(笑)。

陰が見えるなって。

スゲー、陰っていう(笑)。


松木さんに当てて書いたキャラクターは元気ですもんね。

なんていうか、満遍ない演技を見せてくれるので。

確かに。

後ろにフワっと陰のような。

ヤバいヤバい……。


好きでしたよ。
ただ、最初に概要をいただいた時、「主人公の要素が多くない?」って思ってたんですけど、なんとか、まとまってましたね。
紆余曲折ありましたけど。


初の劇団で主役だったので、最初っから絶対頑張らなくちゃって思ってて。
そういう意味では、自信はあったと思います。
なきゃできないから。
あと主演って、なにかを発信するっていうよりかは、受け手だと思っているんで。

逆に考えてしまう人もいるんで。

そういう意味で「点と線のオブリビオン」の時の座組は、みんな協力してくれたんで、自信は早めにあったかも知れません。
みんなが私を動かそうとしてくれている。
そんな感じがしました。

それも下北沢の演劇祭で。
あの時は女優の黒崎雅さんが歌ちゃんを激推ししてて。
実は、あの時3人候補がいたんですよね。
けど、僕が個性について語ると、悪口みたいに聞こえるじゃない?

そんなに居たんですか?
それは知らなかった。


おお! え?
そうだったんですか?

前に劇団「座キューピーマジック」を観て、スゴい女優さんが居たってメンバーに話をしたんだけど、その頃まだ、豊島さん(※豊島歩)ともあまり面識がなくて、「紹介してください」とは言えなくて。
それで、黒崎さんに話していたら「その子よりも激推しの子がいるんだけど!」って。

本当に良かった。


観客として観たことがないから、なんとも言えないんですけど……。
客観視はできていないですね。
9-States自体は……親族だと思います。
親戚のおじちゃんたち。
そのぐらいの距離感。

因みに、9-Statesに出て、「これはないわ〜!」みたいなのあります?
どの団体に出てもあると思うんだけど、ここは直して欲しい。
みたいな。

あったハズなんですけど、私、直ぐ忘れるタイプなんですよね。
けど、「みんなのえほん」の時は、私のスケジュールの都合もありましたけど、もっと稽古したかったですね。


3週間。

勿論、それ込みのオファーだったんで仕方ないんですけど。

2週間はしてるんですけどね……。

意外と語るシーンって、僕はそんなに難しくないと思ってて。
それよりは、団体で作るシーンの方が時間が掛かるじゃないですか。
けど今回、歌ちゃんの役は団体の方だったんだよね。
だから、もうちょっと時間を掛ければ、いい芝居になるというより、単純に安定するし、芝居自体を、もう少し楽しめるようになる。
単純に余裕が生まれると思うんで、そこかなと。
別にブレてるわけじゃないんだけど、雰囲気というか、緊張感や連帯感みたいなものって、スゴくお客様に伝わると思ってて。
そこが緩くなることで、緊張するところが立って見えたりすると思うんですよ。
決めるところだけ頑張ると恥ずかしいじゃないですか。
だから他のところをどれだけフワッと抜けるかっていうのが本当は大事で。
そこの稽古がしたかった。

そうなんですよ。
私、抜きが出来なくて。

そこがやれるとね。

ありがたいことに、大事なものを背負わされる役が多いので、そういう賑やかなシーンの経験が少ないんですよね。
あと、どんなに人数が出てても少人数の芝居が多いんで、「みんなでやる芝居とか、どうしたらいいんだ私は!」ってなっちゃった。
だから稽古はもっとやりたいです。
石井玲歌の
印象に残ったシーンとは……?
