覚えたての言葉を使いたがる奴は嫌われる

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3月ですね、4月の台本が書けてなかったらヤバイですね、笑うしかないですね。

色々な作家さんがいると思うのですが、オイラの場合、台本は日記みたいなモノで、公演から公演の間に殴り書きしたメモを頼りにイメージを具現化させて、その具現化できたイメージを、現在のオイラで否定して逆説を唱えて、出来たイメージを再度、否定してみて、どんな形になるのか遊んだりするわけですが、今回は、そもそものメモが少なく貯金ができていなかったのかな、なんて思っている次第であります。

つまり、簡単に言うと、難産です。

コレは、稽古終わりに飲みに行っている場合ではないですね。

そもそも、バイクで移動しているオイラは外でお酒を飲みません。

だから、飲みに行った所で、みたいな所もあるのですが、ノミニケーションが大事だと言われた事もあり、ウーロン茶を飲みに色々な所に随分と顔を出すようになりました。

しかしながら、皆さんは飲み会ってどんなイメージを持っていますか?

オイラは、少人数だったらいいのですが、大人数となると苦手です。

だって、疲れちゃうんだもん。

なもんで、疲れている時に宴会的な人数の飲み会に参加すると、隅っこに隠れたいわけなんです。

きっと、オイラみたいな人って、結構多くいると思うんです。

多く人が共感してくれると思うんです。

まさにシンパシーを感じてくれると思うんです。

そもそも、飲まないですからね、こっちとしては。

皆が、どんなお話をしているのか探る為に、興味本位で来ているわけですから、ほっといてくれていいのです。

蚊帳の外が丁度いい。

ちょっと美味しいモノを食べながら、テレビ感覚でその光景を眺めているだけで意外と十分だったりするわけです。

しかしながら、飲み会にはいろんな方がいらっしゃるわけで、勿論、オイラみたいな人ばっかりではなかったりもします。

たまに見かけるんです。

きっと、絡まれたくないハズなのに絡まれて、必殺技である、愛想笑いで切り抜けようと試みるも、全く通じず、そして、限界を迎えて途中で帰っちゃう人。

そんな人って、「付き合い悪い」とか「空気読めない」とか言われちゃうんですよね。

可哀想に。

と言うか、空気読めないとか言ってるオメーが空気読めよ、って話でもあると思うんですが、己とのシンパシーを求めるのではなく、エンパシーを持つ事が大事だと、オイラは声を大にしてこれからも発言していこうと思います。

ノイジーマイノリティーと言われたとしても心折れずに叫んでいこうと思います。

人を慮るということはエンパシーなのです。

なんかね、カタカナの文字を沢山使ったら、良くわからない文章になってしまいました。

オイラ、自分が国語と英語の成績が「1」だったの忘れてました。

悪い癖です。

日常生活であまり耳にしない言葉を聞くとウキウキして、使いまくってしまいます。

稽古場でも言葉の意味を理解していないのに、細かく繊細にやってほしいから「もっとビビット」にやってとか言ったりしてます。

ビビットって「(色・光などが)鮮やかな,鮮明な,強烈な」って意味だったりするので、無茶苦茶言ってます。

きっと、オイラは頭が弱い子なのです。

でもね、言いたいって衝動が抑えきれなかったりするんですよ。

それでいいじゃないですか。

こんなオイラを認めてくれてもいいじゃないですか。

きっと、ダメなんです。

オイラの事を慮ってほしいと、自分から人様にお願いなんてするものじゃないのです。

皆が皆で慮ればいいのです。

因みに「慮る」と書いて「おもんぱかる」と読むらしいです。

やっぱり、あまり日常使わない言葉を使うとワクワクしますね。

さあ、随分とオイラも嫌われてきたと思うので、今回はこの辺りで、さようなら。

おしまい。

P.S. 
4月公演やるので見に来てね。下北沢駅前劇場で待ってます。 

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