私が関わっているのが「IMPACT」という興行なんですが、実はその「IMPACT」の代表が、たまたま私が他団体のラウンドに出ていた時に選手として出場していたんです。
そして、なんとその代表が高校の同級生だったんです。
おお!
10何年ぶりかに再会したんです。
それがきっかけで、今やっている興行のラウンドガールをしています。
すごいなと思うのは、もし私があの高校に行っていなかったら、今の仕事は多分なかったことです。
今は公式のラウンドガールとして興行に関わっているんですけど、その団体は、MMAやプロレス、キックボクシングもあるし、グラップリングもあるし、全部あります。
どれが好きですか?
全部好きなんですけど、グラップリングでは私はすごい好きだっていう話をしてて、グラップリングの時は本当に会場中が「シーン」となるんですよ。みんなが見入っちゃうんですよね。
エグいもんね(笑)。
エグい!
グラップリング=打撃のない寝技主体の格闘技
関節技とかは目を凝らして見ないと分からない部分があるので、みんなが見入っているあの空気感、選手の息遣いだけが聞こえるような静かな空間は、すごいなと思います。
個人的にはとても好きです。他のも好きだけど。
僕は派手なのが好きなので、プロレスが好きです。
細かい寝技も好きですけど、大技で「どん」と構えて観たいですね。
避けないというところが好きです。
一時期、プロレスから柔術系が流行って、プロレスが衰退したじゃないですか。
でも、また頑張っている姿を見て、「頑張れ!」って応援したくなります。
でもプロレスの方が、華がある気がする。どうなんでしょうね。
やっぱりプロレスは華がありますよね。
だから大好きです。
あ、ごめん、俺の話になっちゃった。
……全然。
お仕事面では、いろんなことやっているので、マルチタスクなんですね。
私は、仕事を依頼されたら「何でもやります!」というスタンスで取り組んでいます。
歌ってと言われれば歌うし、モデルもやるし、ラウンドガールもやります。
芸能に関しては、とにかくトライしてみる精神で活動しています。
自分の中で、「これが得意だな」と思うものってあります?
正直どれとは言えないですね。
ただ、「やっていて好きだな」と感じることはあります。
特に歌は楽しいし、面白い。それに深みがあって奥深いとも思います。
だからこそ、歌としっかり向き合う時間を作るようにしていて、「歌っていいな」と改めて感じていますね。
若い頃は「これ一本でやるんだ」という曲げない精神が強かったんですが、年を取るにつれて意外と何にでも手を伸ばせるようになってきました。
心の変化というのかな?
歳を重ねるごとに視野が広がっていく一方で、色々なことが浅くなっているようにも感じますが、どうなのでしょうか。
何が良いのかは正直わからないんですけど、私はとりあえず何でもやってみるようにしています。
経験して、自分がどう感じるか、向き不向きも見えてくるし、とにかくチャレンジしてみようという精神でやっています。
若い! 考え方がすごく!
それをずっと心に決めてますね、芸能に限らず。