中村太陽

中村太陽

パフォーマーをやってない時とかは何をされているんですか?

KOYA

KOYA

お米を作っております。

中村太陽

中村太陽

農業をやられてるってことですか?
ちょっとびっくり。

KOYA

KOYA

お米をやったり、伸びた草を刈ったり、イノシシが出るので、猪の柵を作ったりとか、パフォーマーとはかけ離れた一面もあります。
大自然の中で、良い心を育めていると思います。

中村太陽

中村太陽

確かに珍獣感が出てきましたね。
確かにあんまりいないですよね、農業をやりながら歌っている人って。

KOYA

KOYA

いないと思いますね。

中村太陽

中村太陽

雑草やお米に対する“農業の歌”を作ってみるというのはどうでしょうか。

KOYA

KOYA

今、一つもがいている波をもがききれそうな案が出ましたね。

中村太陽

中村太陽

オンリーワンって強い気が僕はするので、面白いじゃないですか。
1個そういうのでお客さんの目に触れられると思いますよ。モルックソングとか。

KOYA

KOYA

結構真面目にアリだと思いますね。

中村太陽

中村太陽

例えば、モルックの試合前に必ず歌うみたいなものがあるとすると、モルックで有名になった時に一緒に流行るかもれしないし、ラグビーのニュージーランド戦前にやるハカみたいに。
それで、いつの間にか知らないところで有名になったりするかもしれないですね。

KOYA

KOYA

確かに、オンリーワンっていいですね。

中村太陽

中村太陽

言うのは簡単なのですが、そういう遊び心とかあると、いけそうな気もしますね。

KOYA

KOYA

今、GRAND GLANZの新しいビジョンが生まれてきたような気がします。

中村太陽

中村太陽

モルックソングをパリピの前で披露したら面白くないですか?
パリピがモルックやっていたら単純に面白いと思ったんですけど、みんな巻き込むっていうのが、TAROさんから話を聞いて感銘を受けたのですが、是非とも先頭に立って、やっていただけると嬉しいです。

中村太陽

中村太陽

僕は、お芝居の本を書いたり、演出とかをやったりするんですけど、何かアドバイスください。

KOYA

KOYA

僕自身の体験なので、それが他の人に通じるかは別として、今を生きる中で、さっき話した「やりたいことをやれている状況」を作れている一つの根源になっていると思います。
座右の銘的なものとして“万事感謝”という言葉を大切にしていて、中学校の頃からスマートフォンの待ち受け画面もずっと同じにしています。

中村太陽

中村太陽

頭おかしいな。

KOYA

KOYA

(笑)。人って、良いことがあった時に「ありがとう」って言えるのは当たり前だと思うんです。
自分にとって良いことがあった時に感謝から始めると、それがプラスに導いてくれる。
実は、そこには理由があって、正直、大変な時って人間は機械じゃないから、周りにポジティブでいたいと思っても絶対に落ち込む時ってあるじゃないですか。
その時に、落ち込んでいく自分に対して『ありがとう』と感謝の気持ちを持つと、その『ありがとう』という思い自体がプラスなる。
そうすると、落ちていくマイナスを一度断ち切れると思うんですよ。
そして、感謝で断ち切ったところから心の余裕が生まれます。
怒ってる時には感謝ってできないですし、その状態だと周りも同じようにマイナスに引き込んでしまう。
でも、一度感謝の気持ちで断ち切れれば、心に余裕が生まれると思うんですよ。
俯瞰的に見るか、客観的に見えるかっていうのも、もちろん人それぞれあると思うんですけど、そこから少なくとも下に落ちず、周りをマイナスに巻き込まずにプラスに巻き込む方向に持っていけると思うんです。
さっきも言ったように、自己中かもしれないけど、こうしてやりたいように人生を生きられているのは、本当に多くの人に支えてもらっているおかげだと思うんですよね。
基本的に、さっき言ったように、マイナスな時でも感謝をして、ネガティブになったことって人生ないですね。
それはもちろん、とてもありがたいことだと思います。
僕にとってまだまだ本当に苦しいことがあるのかもしれませんが、まだそれを経験していないだけかもしれない。
でも少なくとも、僕の中で「どん底」というほどのどん底は経験したことがないと思うんです。
多分、それも感謝の気持ちのおかげだと思っています。

中村太陽

中村太陽

あの、すみません。
ちょっと一回拝んでもいいですか?

KOYA

KOYA

(笑)

中村太陽

中村太陽

KOYAさんが段々、ガンジーに見えてきましたけど、なるほど。
そういうことですか。
……ガンダーラに行ったことあります?

KOYA

KOYA

ノーガンダーラですね。
イエスガンダーラを目指していますが。

中村太陽

中村太陽

でもすごいですね。
僕そこ意外と逃げちゃうタイプです。
見なかったことにしちゃう。

KOYA

KOYA

それも一つの正解だと思います。

中村太陽

中村太陽

怒ったりするのがバカバカしくなっちゃったりすると、逃げの一手を打っちゃうんですよね。
だから、スッっていなくなっちゃうことが多いので、そこに感謝の気持ちを持てば、その場に居続けることができるだろうなと今思いました。
僕、本当になくなるんですよ。

KOYA

KOYA

それも何も悪くはないじゃないですか。
ちゃんとそこから別の形のリセットができているわけだから。

中村太陽

中村太陽

そこに自分がいることの方が、絶対周りに不快感があると思うので、すっと消えていなくなると思うんですけど、大体バレるんですよね。
それで、「どこ行った」と怒られて、またスって消えるってことを繰り返しました。

KOYA

KOYA

それはそれで良いと思うんです。
スッと消えるのって、さっきも言いましたが、周りが不快に思うんじゃないかっていう周囲への配慮からくるものですよね。
だから、良い意味での“逃げ”だと思います。

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