もう、すでにバレているとは思いますが、オイラはココまで書いたエッセイの内容から実証されたように。

自分が安心するために、ソイツがどんな人物かなんてお構いなしに、自分が納得できる『都合がいい解釈』を他人に押しつける傾向にあります。

そして、図々しくも思ってしまうのです、他人も同じように、オイラに対して『都合がいい解釈』を押しつけているのではないだろうかと?

断言しましょう、絶対にあります。

昔のエッセイにも書いたことがありますが、オイラの作品を観劇して感激してくれたお客さんが作家さんに会いたい、って言ったから、オイラが会いに行ったら、 『この作品を書いたのはアナタじゃない』 って、ちょっと切れ気味に言われました。

きっと、こんな太ったオジサンじゃないと思ったんだろうね。

ただ、それって、アンタの勝手な 『都合がいい解釈』 だからね、実際にはこんなオッサンが書いた作品だからね。

今の時代は 『この野菜を作ったのは私です』 って、農家の人みたいに作家のポスターでも貼って顔出しをしないといけない時代なんですか?

オイラは声を大にして 『NO』 と言います。

だって、お客さんは役者や作品そのモノを見に来ているのだから。

『作・演出』 なんて、でしゃばるべきではないのです。

前説やってるくらいがちょうどいいのです。

もし、スタッフに余裕があるなら、前説だってやらなくてもいいのです。

もし、誰が書いたか気になるならHP見たらいいじゃないですか、スゲ~載ってるよ。エッセイだって物凄く長いの書いてるからね。

裏方は、表になんて出ることなく、静かに自分の役割を全うする方が世界は円滑に回るってもんです。

あはは。

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