散切り頭にモンゴリアンチョップを叩き込め

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なんて言うかね、お芝居の作り方はカレー作りに似ている気がします。

色んな具材やスパイスが混ざり合って複雑な味や香りが生まれるみたいな。
勿論、輝く素材なんかはその時その時で、多種多様。
色んな旬があったりすると思うんですけど。

芝居で言う旬ってなにか考えたんですが、ハマリ役とか、相手役との相性とか、座組のバランスとか、言い出したらキリがないのですが、一つ言えることは単品では無理だという事。

そもそも、芝居なんて、スタッフも使わずに「一人芝居」でもやらならな限りは総合芸術な訳で、いや、お客さんがいるから芝居は成り立つ訳なので、やはり、どんな芝居も単品では成り立たないのです。

そんな芝居業界には他人からダメを出されるという「ダメ出し」と言う文化があったりします。

英語で言うと「ネガティブフィードバック」みたいな感じだと思います。

すぐ、横文字使いたがる。中二だと思います。。。

早速、自分自身にダメ出しです。

しかしながら、最近じゃ、この「ダメ出し」も、過ぎるとハラスメントになるのではないかと注目の的になっていたりしますよね。
逆に「ポジティブフィードバック」にして、良い所を上げていけばいいのかもしれないですが。。。

まあ、そんな単純なモノではないから扱いが難しいのですが、そもそも、世の中にはSやMがいて、その中には、ドSやドMもいたりするので、受け取り方が全く違うのです。
受け手次第で、オイラの言葉は飴にも鞭にもなるのです。

困ったもんですよね。
ただでさえ、他人との距離感が分かっていないオイラなのに、ただでさえ、言葉が足りないと言われるオイラなのに、一人一人に厳選した言葉をかけないと裁判沙汰になるなんて、もう、おっかないです。
まさに演劇界は文明開化の真っ只中です。
古い人間は逮捕され牢獄に幽閉されます。

本音なんてね、こぼすもんじゃないのです。

これは、オイラが、最近常々感じていることなんですが。。。

○○○○

自主規制ですよ。
30行もあったオイラの赤裸々告白である○○○○の部分はカットしてやりましたよ。

おかげで大分スッキリした文章になったと言うか。。。何も言ってない。

つまりね、時代の流れを理由にハラスメントで騒いだり、馬鹿みたいにチケット代上げたりしてる奴等には、誰かが、モンゴリアンチョップを叩き込まなきゃいかんのですよ。

お芝居ってね、そもそも、芸を見せるモノだから、グッツ売りたいなら商人やりなさい、ブルセラじゃないんだから。

芸で稼げないのは、キミが芸を磨けていないからなのにね。
「違います、芸達者なだけでは食える時代じゃないんです」と、皆、言い訳が上手。
だとしたらさ、まずは芸達者になろうぜ。

言い訳が上手な人は話芸が達者と言う事なのかな。
だとしたら、寂しいよね。

せっかくカットしたのに、色々と駄々洩れてきたので、再度、口を締め直さなければ、深みにはまれば自分の首を絞めることになりますからね。

でも、まあ、異論反論あっての表現ですからね。
皆が皆、言いたいこと言っていいんじゃないかな。
それって素晴らしい事だからね。
まさに「ポジティブフィードバック」です。

おしまい。

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