さよなら、諭吉

この記事は約 8 分で読めます

とある休日。

突然、少し遠出をしたくなり、当てのないツーリングに出かけた時の事です。

勿論、食べる所も泊まる所も決めてないのですから、その場、その場でネットで調べて、行き当たりばったりの楽しい旅になるハズです。

しかし、ふと空を見上げてみると、雲行きは怪しくなってきています。
コレは着替えが必要になると思い、ユニクロに立ち寄った時には、すでにスコールです。

きっと、天気予報を見ていたら、オイラは、その日、ツーリングなんて行かなかったでしょう。

計画性というのは大事ですね。

でもね、あんまり事前に予定を立てると、実際、予定日になって、気分じゃなくなっていると言う事はよくある話で、あれだけ行きたかったのに、当日には。。。

「なんか全然行きたくない」みたいな。
「現地にはついた瞬間に、もう、帰りたい衝動が抑えられない」みたいな。

だから、気分が乗ってる、その一瞬一瞬に行動を起こすのって、物凄く大事な事だと思うんだよね。

えっ? 思い付きの行動は周りに迷惑をかけるって? 知ってますよ。
だからこその一人旅なのです。

「出来ることは出来る時にやる」ってのが人生ってもんです。

でもね、実際は怖かったりもするのです。
一人で外食もロクに出来ないオイラが一人旅って。。。

でもね、でもね。
そんな思い付きのツーリングができるのも、いつもオイラの傍らには、心強い「諭吉」がいてくれたからだと思うのです。

この人が居たらね、大抵の事はなんとかなるのよ、コイツだけは裏切らないのよ。

そんな諭吉が、まさか、変わるなんてね。
なんか、変な感じ、会ったことなんてないのに少し寂しさすら覚えています。

しかし「別れ」があるということは、「新しい出会い」もあるということです。

お前誰だよ。

大河を見ていないオイラにはコイツの事はさっぱりです。

とんでもない違和感です。

さ~て、オイラは渋沢の事をどれくらいで愛せるようになるのでしょうか?

TOP