来年2027年の4月に下北沢駅前劇場で公演をやります。
冒頭で書いたように、この公演は新作を書かなければいけません。
つまり、プロットを書いてメンバーにプレゼンする必要があります。
だいたい、ああだ、こうだ、言われます。
しかしながら、気が利くメンバーもいます。
なにか意見があるなら、批判や対案だけではなく、代案を持ってこないと話が進まないと言ってくれました。
確かに前提条件として、それぞれが代案を持ってきてくれないと話は並行線になりますからね。
ごもっともなご意見で、助かります。
それでもね、大体は「それはどうだろ」「それはない」といった批判で終わるのです。
良くても代案ではなく対案が出てくるだけで、最初に考えていた物語は跡形もなくなり、オイラは何を書けばいいのか分からなくなってくるのです。
どんどん、
どんどん、
前提条件がかけ離れていきます。
しまいには、代案を持ってこいと言っていた人物さえ、批判しか言わなくなります。
ビックリするかもしれませんが、すでに自分で言った発言を忘れていたりもするのです。
では、なぜオイラは覚えているのか?
それは、その前提条件がオイラにとって都合が良かったからです。
都合がいいから忘れていないだけなのです。
各々が掲げる前提条件なんて、あってないようなものです。
合わせたところで歪みが生まれて、歪んだ形で生まれ変わって、
再登場しては、全然違うことを演じ始めるからね。
まさしく再演です。
皆、本当は再演が好きなのです。
あはは。
こんなバカなことを書いている時間があるなら、
さっさと台本を書きなさいと言われるでしょう。
しかしね、前提条件として、
このエッセイが台本のネタになっているんだからね。
……きっと、信じてくれないと思います。
まあ「前提条件なんて信じるな」と言ってるオイラが言っても説得力はありませんが…
おしまい。2026・6・15