中村太陽

中村太陽

そういえば、スポーツやってるんですよね。

TARO

TARO

そうです。
モルックっていうスポーツをやってます。

中村太陽

中村太陽

モルックってどういうスポーツなんですか?

TARO

TARO

モルックはフィンランド発祥で、木のターゲットを木の棒で倒して、ポイントを稼ぐスポーツです。

中村太陽

中村太陽

そのターゲットになる木はどのくらいの大きさなんですか?

TARO

TARO

ボウリングのピンの半分くらいですね。
競技自体は、外でやるボウリングみたいな感じです。

中村太陽

中村太陽

木は転がすんですか?

TARO

TARO

下からなら、投げても転がしてもOKです。
1から12まで数字が書いてあるスキットル(ターゲット)があって、1本だけ倒せばその数字が点数になります。
例えば、12と書いてあるスキットルを倒したら12点。
でも、2本倒れたら、その本数が点数になるんです。

中村太陽

中村太陽

つまり、「12」と「1」が倒れたら、2点になるってことですね。

TARO

TARO

そうです。
交互に投げ合って、50点ピッタリにした方が勝ちです。

中村太陽

中村太陽

なんか、カーリングとダーツを混ぜた感じですね。

TARO

TARO

そうです!
そんなイメージです。

中村太陽

中村太陽

倒したスキットルって、そのままですか?

TARO

TARO

そこが面白いところで、倒れたスキットルは、転がった場所に立て直すんです。
だから、どんどんターゲットが遠くなっていくんですよ。
相手があと7点で勝つ時、わざと7を遠ざけたり、邪魔したりすることもできるんです。
やるとハマりますよ(笑)。

中村太陽

中村太陽

これは絶対に外でやるスポーツですか?

TARO

TARO

はい。階級や性別がなくて、子どもからお年寄りまで対戦できるのが魅力です。
小学生に負けることもありますよ(笑)。

中村太陽

中村太陽

……負けそうですね。
だってあいつら年がら年中モルックやってるんでしょ?
こっちは働いてるんですから。

TARO

TARO

(笑)。
実は僕のモルック仲間に小学校6年生がいるんですけど、1年前に日本で行われたジャパンオープンで、その子のチームが優勝したんですよ。

中村太陽

中村太陽

そいつ……モルックばっかりやってるんでしょ? どうせ(笑)。

TARO

TARO

(笑)

中村太陽

中村太陽

でも、そういう輪があるんですね。

TARO

TARO

ありますよ。コロナでステージの仕事がなくなった時、何か始めようと思ってたら、テレビでモルックを見かけて。
それで始めたら、大会で成績が良くて、オンラインの世界大会でベスト8に入りました。

中村太陽

中村太陽

すごいですね!

TARO

TARO

アジア大会でもベスト8になって、意外と上手くなっちゃいました(笑)。
今ではモルックが芸能活動にも繋がってるんですけど、競技者としても楽しんでます。

中村太陽

中村太陽

芸能界の人もハマってるんですよね。

TARO

TARO

はい。
さらば青春の光の森田さんが最初に流行らせて、今ではモルックのアンバサダー的な存在です。
大会にも時々来てますよ。

中村太陽

中村太陽

9-Statesでも始めようかなぁ。

TARO

TARO

ちなみに、モルックやってる人ってカップルになりやすいんですよ。

中村太陽

中村太陽

へぇ〜。

TARO

TARO

家族でやってる人たちはすごく仲が良いし、モルックやってる男女って結婚しちゃったりするんです。
階級がないから、自然と仲良くなるんですよね。

中村太陽

中村太陽

ぜひやりましょう。

TARO

TARO

(笑)

中村太陽

中村太陽

どんな人がモルックに向いてるんですか?

TARO

TARO

誰でも大丈夫ですよ。
ポーカーフェイスの人もいるし、たまにお爺さんでめちゃくちゃ強いモルッカー(モルックプレイヤー)もいます。

中村太陽

中村太陽

モルッカーって言うんですね(笑)。
他にモルックの専門用語ってあります?

TARO

TARO

ありますよ。
僕が運営しているYouTubeチャンネルは『ガシャチャンネル』って言うんですけど、最初に12本の束になったスキットルをブレイクすることを『ガシャ』って言うんですよ。
それにちなんで名付けました。

中村太陽

中村太陽

そのままの意味なんですね(笑)。

TARO

TARO

そうです!
とにかく一度やってみてください!

中村太陽

中村太陽

分かりました。
行きます!

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