中村太陽


大きな玉ねぎの下で/爆風スランプ
今回のテーマは『中野』です。
なんとなく、ふざけてます。
いや、ふざけすぎです。
しかし、ふざけていられる内が華だと
誰かも言っていました。
オイラには、中野の思い出なんて、ほとんどありません。
なもんで、中野と言えばサンプラザしか思いつきません。
つまり『中野サンプラザくん』しか浮かばないのです。
どれだけ想像しても浮かばないのだから仕方がありません。
きっと、オイラの頭の中は、
ふざけた硫化アリルで埋め尽くされているのかもしれません。
でも、よくよく考えてみてください。
『中野サンプラザくん』という名前。
こちらもこちらで、ふざけているとは思いませんか?
よほど地元愛に溢れている人なんだろうな。
そんなことを考えながら、この曲を久々に聴いてみました。
涙が流れました。
きっと、おおきな玉ねぎのせいだと思います。
松本定規


新宝島/サカナクション
今回のテーマ「中野」っていう、すっごく抽象的で、今までで一番難しいテーマだった気がするんですよねぇ。
中野といえばサブカルチャーの街っていう情報くらいしかなく、このテーマでの選曲はどの方面から選べばいいのかなぁって、迷いましたねぇー。
なので完全に自分の独断と偏見で、なんか中野っぽいよねってイメージで選んでみたんですけど。
なんとなくサカナクションって中野っぽくないですか?この独特な感じと小洒落た感じ?中野だなぁ〜って。
自分としては中野ってたまに演劇見に行ったり、ほんの数回飲み行ったくらいで特別な思い入れってあんまなくて。
なので無理やり理由をつくるとしたら、この曲聴きながら、野趣に富んだ中野の街を散策したいなぁって。
思うんですよねぇー。
吉﨑崇二


孤独の鴉/LOOP H☆R
中野といえば、ブロードウェイをはじめとしたサブカルなお店のイメージがあります。
サブカル系といえば、P-MODELの『美術館で会った人だろ』や、クリトリック・リスの『バンドマンの女』なども頭によぎったのですが、もっと攻めたサブカル曲ということで、今回はこちら!
LOOP H☆Rを紹介します!
初めて聴く人は、たぶん「音が外れている?」と思うかもしれませんが、そのズレや間違いに見えるものこそ、今の時代に求められているオリジナリティなのではないかと思います。
楽曲生成AIの普及によって、一定のニーズや膨大なデータをもとに、ある程度みんなが気持ちよく聴ける音楽が作れる時代になりました。
そんな今だからこそ、こういう“異常性のある音楽”は、一つのオリジナリティとして愛されていくのだと思います。つまり、大袈裟に言ってしまえば、人類に残された最終形態の曲がこれであり、とても未来的な楽曲だと思って気に入っています。
とりあえず、聴いてください。100回ぐらい聴けば、この曲の可能性に気づけると思っています。ではでは。
中野の街角のように、
ふと足を止めたくなる音が見つかりますように。
それでは、また来月の「ぼくらのおんがく」でお会いしましょう。