
オイラの言葉を信じて、
騙された奴にも問題あるからね。
自分の人生を
他人に任せるなんて
ナンセンスだからね。
楽してるだけだからね、
だって、失敗したら、
人のせいにできるからね。
そうなのです。
アポロジーには別の意味もあります。
古代ギリシャ語の apologia(アポロギア)が語源で、
“自分の行いを説明する”弁明の顔も持っているのです。
有名なのは、ソクラテスの『アポロギア(弁明)』で、
なんと、ソクラテスは謝ってさえいないのです。
でもね、オイラはちゃんと謝るのです。
ソクラテスとは違うのです。
えっへん。
そんな気持ちで書き上げたのが「嘘つきアポロジー」です。
この物語はオイラにとって『お祓い』なのかもしれません。
公演が終わった後には肩の荷が下りた気がしました。
そしたら、なんかね、芝居を続けてました。
当時のチラシには、
『中村太陽が描く最後の物語』
ってキャッチフレーズを載せていました。
結果的に、また、嘘をついてしまいました。
終わる終わる詐欺です。
困りました。
オイラはどうやら、息を吐くように、
嘘をついて生きていくタイプみたいです。
立派な人間からドンドンかけ離れていきます。
物語の中でも「俺の言葉はなんて軽いんだ」って台詞があります。
おそらく、アレはオイラのことを言っているんだと思います。
真実がどうかなんて知りませんが、事実だから仕方がありません。
認めていきましょう。
するとね……