
日本には『好きこそ物の上手なれ』という言葉もあります。
昔の人は旨いこと言ったもんです。
こないだ、ウチの出演者の中に
オイラのエッセイを最初から全て読んだという役者さんがいました。
作品作りの雰囲気が掴めるかもしれないから、
そういうの探すのが楽しい、と言っていました。
おそらく、頑張っている気はないんだと思います。
むしろ、遊び道具を見つけた感じなのかもしれません。
誰かにやらされているのとは全然違うような気がしました。
きっと。
どれだけ読んでも、さほど苦にはならないのだと思います。
努力というのは、やらされるものじゃなくて、
気づいたら勝手にやってしまっているものなのかもしれないですね。
もしかしたら。
特技に昇華できるモノって好きなものなのかもしれません。
もちろん。
どれだけ好きでも昇華できないこともあるでしょう。
だって。
世界なんて平等に不平等なのだから。
あはは。
でもね、それでも思うのです。
無理して見える世界は、
きっと、歪んでいる。
「きっと」なんて言葉を多く使うと、
希望論みたいで信憑性がなくなりますが、
キマグレに思ったりもするのです。
自分は頑張っている、
そう思っているうちは継続なんてしないのではないかと。
だから、オイラは——
頑張らないことを頑張るように心がけているのでした。
おしまい。2026・5・1
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『鼠と猫に馬と鹿』 太陽のお歌詩箱 第19弾
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