
■まえせつ
芝居論。
役者を長く続けている人達は、自分の“正しさ”を持っていたりします。
それは生き方であり、価値観であり、呼吸そのものなのかもしれません。
そして、芝居なんてのは呼吸を合わせることが基本です。
自分の芝居論を大事にしすぎると、
相手の芝居論を踏みつけていたりしてね。
役者が、役者にダメ出しなんて、ご法度です、基本は自分がやりたい芝居の強要になってしまうのだから。
アドリブしたい人もいれば、アドリブなんて絶対にやりたくない人だっているのです。
演出家が、役者の芝居を上手くさせようと思うなんて、ご法度です、弟子じゃないんだから。
売れたいだけで、別に上手くなりたい訳じゃない役者もいるのだから。
どれだけ相手のことを考えていたとても、
どれだけの優しさを持っていたとしても、
個人の主張なんてのは、ただの強要になりうるわけです。
「自分の芝居が正しい」と思った瞬間、
作品はひとりよがりになるのかもしれませんね。
己の正しさなんて寝転がりながら自己完結。
鼻歌交じりで、ハミング程度が、丁度いいのかもしれません。
それでは本編です。
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『間違えちゃった』太陽のお歌詩箱 第26弾
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