
アレは間違いだとか、
コレは間違いだとか、
皆で言いだして、
正しい方向に進んできたのです。
みんな、正しさに寝転がりたいのです。
そして、その正しさの中で、
また、アレは間違いだとか、
また、コレは間違いだとか、
また、皆で言いだして、
さらに、正しい方向に進んできたのです。
すると、
どんどん、どんどん、息苦しくなって、
あろうことか、昔の方がイイんじゃない?
とか言い出すのです。
あれあれあれ…
正しさを積み上げていった結果、
いつのまにか “正しさ山脈” ができあがり、
標高が高くなった山のてっぺんは、
思った以上に空気が薄く、
正しさに息苦しくなった人達は、
コレは違うとか言いながら、
せっせと下山し始めるのです。
息苦しくては、ハンモックで寝転がることもできないからね。
正しさって、山と同じで、
登りすぎると景色より酸素濃度の方が気になってくるのかもしれないですね。
まあ、結局は、使えるかどうか、なんですよね。
正しさを持ち寄って山を作るのはいいけれど、
その山に“全員で登る”なんて無理ゲーだからね。
だって、価値観なんて違うものだから。
例えば多様性という言葉があります。
認め合い、理解し合い、仲良く共存することが、人として正しいと思われがちです。
……が。
-
『間違えちゃった』太陽のお歌詩箱 第26弾
記事がありません